甘すぎるキミと秘密のカンケイ!?
暁斗の気持ち
「いやー、結構乗ったね! 楽しかったねー、暁斗」
「まあ……」
いくつかアトラクションを楽しんだあと、瑠璃がそう言うと暁斗はまんざらでもないような感じで言った。
暁斗はああ見えて、意外にスリルのある乗り物が好きだ。
乗ったあとの反応は薄いけれど、いつもよく見ると少し笑っているから。
で、でももしかして絶叫系が平気な瑠璃と一緒に乗るのが楽しかったのかもしれないなあ。
一緒に乗るのが私だと、怖がってばっかりだから楽しさを共有することはできないし……。
最初に乗ったジェットコースターからずっと、暁斗の隣には瑠璃が、私の隣には瞬くんがいる状態でアトラクションには乗り続けていた。
初めは瑠璃と隣になることに難色を示していた暁斗も、次第に何も言わなくなっていった。
ジェットコースターの時は「バラすよ」って言われていたから渋々従ってたように見えたけど……。
もしかして今は違うのかも。
ひょっとすると、瑠璃に心惹かれてるのかなあ……。
なんて、私が心配になっていると。
「まあ……」
いくつかアトラクションを楽しんだあと、瑠璃がそう言うと暁斗はまんざらでもないような感じで言った。
暁斗はああ見えて、意外にスリルのある乗り物が好きだ。
乗ったあとの反応は薄いけれど、いつもよく見ると少し笑っているから。
で、でももしかして絶叫系が平気な瑠璃と一緒に乗るのが楽しかったのかもしれないなあ。
一緒に乗るのが私だと、怖がってばっかりだから楽しさを共有することはできないし……。
最初に乗ったジェットコースターからずっと、暁斗の隣には瑠璃が、私の隣には瞬くんがいる状態でアトラクションには乗り続けていた。
初めは瑠璃と隣になることに難色を示していた暁斗も、次第に何も言わなくなっていった。
ジェットコースターの時は「バラすよ」って言われていたから渋々従ってたように見えたけど……。
もしかして今は違うのかも。
ひょっとすると、瑠璃に心惹かれてるのかなあ……。
なんて、私が心配になっていると。