甘すぎるキミと秘密のカンケイ!?
暁斗が私に優しくしてくれるのは、瞬くんの言う通り私を好きだから?
それとも、幼馴染で気の置けない友達だから?
わからない。
――わからないから。
私はやっぱり、怖くて自分の気持ちを伝えられないよ。
でも私はどんどん、暁斗への気持ちが大きくなってしまう。
「ありがとう、暁斗」
私が微笑んでそう言うと、暁斗が表情を緩ませた。
ライトに照らされた彼の横顔は、とても優しくて、きれいだった。
その後しばらくイルミネーションのまばゆい光を堪能してから、私たちふたりは帰路に就いた。