甘すぎるキミと秘密のカンケイ!?
「う、うんわかった」
瞬くんがわざわざ暁斗と私に味見させる理由はやっぱりわらかなかったけれど、彼は暁斗を呼びに行ってしまった。
そしてしばらくしたら、瞬くんからスマホに「隣の教室に来てちょーだい」とメッセージが入った。
隣のクラスは、確か体育館で演劇をやるから、空き教室になっているはずだよね?
そんなことを考えながらも、手が開いていたクラスメイトに仕事を頼んで、隣の教室へと向かう。
「瞬くん、来たよー……え、暁斗だけ……?」
瞬くんと、彼が呼びに行った暁斗がいるのかと思いきや、教室の中には暁斗ひとりしかいなかったので、私は戸惑う。
「あ、花梨。なんか急にあいつに連れて来られたんだけど。……それでこれが置いてあった」
「こ、これは……!」
教室の中心には、机ひとつと、向かい合わせの位置に置かれた椅子がひとつ。そしてその机の上には――。
「あいあいタピオカドリンク……」
現在、我がクラスのタピオカジュース屋さんでナンバーワンの売り上げを誇っている、カップル専用の飲み物じゃないか。
瞬くんがわざわざ暁斗と私に味見させる理由はやっぱりわらかなかったけれど、彼は暁斗を呼びに行ってしまった。
そしてしばらくしたら、瞬くんからスマホに「隣の教室に来てちょーだい」とメッセージが入った。
隣のクラスは、確か体育館で演劇をやるから、空き教室になっているはずだよね?
そんなことを考えながらも、手が開いていたクラスメイトに仕事を頼んで、隣の教室へと向かう。
「瞬くん、来たよー……え、暁斗だけ……?」
瞬くんと、彼が呼びに行った暁斗がいるのかと思いきや、教室の中には暁斗ひとりしかいなかったので、私は戸惑う。
「あ、花梨。なんか急にあいつに連れて来られたんだけど。……それでこれが置いてあった」
「こ、これは……!」
教室の中心には、机ひとつと、向かい合わせの位置に置かれた椅子がひとつ。そしてその机の上には――。
「あいあいタピオカドリンク……」
現在、我がクラスのタピオカジュース屋さんでナンバーワンの売り上げを誇っている、カップル専用の飲み物じゃないか。