甘すぎるキミと秘密のカンケイ!?
「さっきまた、女子に告白された。昨日と違う子だけど、名前も顔も知らない子だった」
「お、おう……。毎日毎日すごいですねえ」
昨日の今日で違う子に⁉と、内心驚きでいっぱいだった私だったけれど、平静を装って茶化すように言う。
もしかして、その子がかわいかったから試しに付き合ってみようと思うとか、そんな話じゃないよね?と、不安になる。
しかし暁斗の次の一言で、それは杞憂に終わった。
「断ったら泣かれて大変だった」
「あー、うん。大変そうだね。私にはよくわからないけど」
ガッツポーズを取りそうになってしまった。
慌てて堪えた上に、興味無さそうに答えられた自分、結構すごいんじゃないかと思う。
それはさておき、暁斗が告白されて振って女の子を泣かすという出来事は、彼にとっては日常茶飯事なのだ。
私も何度も暁斗からは、「そういえば今日先輩に告白された」というように、話題のついでのような感じで話された覚えがある。
それなのに、今日はどうして改まったようにそんなことを言い出したのだろう?
首を傾げていたら、暁斗は少しの間黙ったあと、私をまっすぐに見つめてきた。
「お、おう……。毎日毎日すごいですねえ」
昨日の今日で違う子に⁉と、内心驚きでいっぱいだった私だったけれど、平静を装って茶化すように言う。
もしかして、その子がかわいかったから試しに付き合ってみようと思うとか、そんな話じゃないよね?と、不安になる。
しかし暁斗の次の一言で、それは杞憂に終わった。
「断ったら泣かれて大変だった」
「あー、うん。大変そうだね。私にはよくわからないけど」
ガッツポーズを取りそうになってしまった。
慌てて堪えた上に、興味無さそうに答えられた自分、結構すごいんじゃないかと思う。
それはさておき、暁斗が告白されて振って女の子を泣かすという出来事は、彼にとっては日常茶飯事なのだ。
私も何度も暁斗からは、「そういえば今日先輩に告白された」というように、話題のついでのような感じで話された覚えがある。
それなのに、今日はどうして改まったようにそんなことを言い出したのだろう?
首を傾げていたら、暁斗は少しの間黙ったあと、私をまっすぐに見つめてきた。