甘すぎるキミと秘密のカンケイ!?
*
昼休み、天気が良かったので屋上でお昼ご飯を食べようと、沙也加と一緒に屋上に来た私。
すると沙也加は、屋上に着くなり興奮した様子でこう言った。
「ねえ! 暁斗くん花梨が実行委員に決まった瞬間、自分もやるって言ってたじゃん⁉ やっぱり愛する花梨のこと助けたかったからじゃないの!?」
「あ、愛するって……! そそそんなことないから!」
その表現がやけに気恥ずかしくて、私は焦ってしまう。
「だってさ! 暁斗くんって面倒くさがりってよく花梨も言ってるじゃない? そんな人が面倒で有名な実行委員に名乗りを挙げるなんて、絶対に花梨のためだと思うんだけど!」
「うーん……」
私は言葉を濁しながら、屋上の隅っこに座ってお弁当を広げる。
沙也加は私の隣に腰を下ろした。
「ニセ彼女のフリを私がしてあげてるから、助けてやろうとかそれくらいの気持ちじゃないのかなあ……」
「えー。それくらいの気持ちであんな面倒なことやろうとするかなあ?」
「わからないけど……。でもやっぱりさ、私のこと好きならとっくにそういう話してくれるはずでしょ~」
昼休み、天気が良かったので屋上でお昼ご飯を食べようと、沙也加と一緒に屋上に来た私。
すると沙也加は、屋上に着くなり興奮した様子でこう言った。
「ねえ! 暁斗くん花梨が実行委員に決まった瞬間、自分もやるって言ってたじゃん⁉ やっぱり愛する花梨のこと助けたかったからじゃないの!?」
「あ、愛するって……! そそそんなことないから!」
その表現がやけに気恥ずかしくて、私は焦ってしまう。
「だってさ! 暁斗くんって面倒くさがりってよく花梨も言ってるじゃない? そんな人が面倒で有名な実行委員に名乗りを挙げるなんて、絶対に花梨のためだと思うんだけど!」
「うーん……」
私は言葉を濁しながら、屋上の隅っこに座ってお弁当を広げる。
沙也加は私の隣に腰を下ろした。
「ニセ彼女のフリを私がしてあげてるから、助けてやろうとかそれくらいの気持ちじゃないのかなあ……」
「えー。それくらいの気持ちであんな面倒なことやろうとするかなあ?」
「わからないけど……。でもやっぱりさ、私のこと好きならとっくにそういう話してくれるはずでしょ~」