君といっしょに

入り口のすぐ近くの
広場みたいなところに、
大きなクリスマスツリーのイルミネーションがあった。


「本当キレイだな
もうすぐクリスマスだもんな

あそこで写真撮ってくれるところあるからいっしょに撮ろうよ…」

「うんっ!」


スマホを写真を撮ってくれる
スタッフに渡して、

クリスマスツリーをバックに2人で写っている写真を撮ってもらった。

嬉しすぎてすぐにスマホの待ち受け画面を
その写真に変えた。

これからは、陽翔がいないときでもケータイ開く度に、心がホッコリ温かくなりそうだな…

そう思っていると…

「結菜、行きたいお店とかある ?」

笑顔の陽翔がそう聞いてくる。


こんな幸せなこと初めてで、
すでに満足しちゃったけど
せっかく陽翔が連れてきてくれたから
もっと思いっきり楽しもう









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