君といっしょに
…美味しそうに焼けている
キツネ色のステーキ
…Happy Birthdayとかかれた
大きなケーキ
「…陽翔っ これ……は?」
「今日は、結菜の16歳の誕生日だろ
おめでとう…」
すっかり…忘れてた
「 ありがとう…グスン
嬉しい…」
そう言うと抱きしめてくれる陽翔…
こうやって誕生日を祝ってくれるなんて
小学生のとき以来だからなおさら嬉しい
…涙が止まらないよ
「…あと………結菜…」
まだ、涙が止まらないけど
急に陽翔の声がふるえてきたから
陽翔の方をじっーと見つめる
表情が少しだけ固くて
いつもと全然雰囲気が違う…
どうしたんだろう…?
そう思っていると………
「………もし…結菜が………よかったら
お、俺と………結婚して下さい」
信じられないくらい
嬉しい言葉が聞こてくる。
「………もちろん、私なんかで良ければ
よろしくお願いします…」
「…俺は、結菜がいいの
だから………結菜が…16になるのを待っていた………結菜愛してる」
「グスン……私も、陽翔のこと愛してる」
笑顔で言いたかったけど、
涙が止まってくれない…