君といっしょに
「………結菜、顔………見せて」
泣き顔はみられたくなかったから
涙を拭いてから陽翔の方を見る
それでも、また涙が出てきちゃいそうだから
グッと堪える感じて陽翔の方を見てしまう
すると………
「結菜は笑顔が一番似合っているから
笑ってくれないとこうするよ………」
陽翔がそう言った直後
唇に柔らかい感触を感じる………
陽翔も泣いていたみたいで、
少しだけしょっぱい味のキス………
そして、
唇が離れたころには顔も真っ赤になっていて
自然と笑顔になっていた。
そしてその後、いっしょにステーキとケーキを食べてから、今までにないくらいの
甘い時間を過ごした。