君といっしょに
「グスン……ヒック………グスン」
「結菜ちゃん、ごめんね。
ちょっと、上の服脱がせるよ。」
泣いている間に夏菜さんに服を脱がされて、ベット上にうつ伏せの状態で寝かされてしまった。
「動くと危ないから、固定お願いします。
村上さんは、結菜ちゃんの手を握っていてあげて。」
周りにいる看護師さんにそう指示する先生。
「じゃあ、麻酔するよ。
痛いけどごめんね。
すぐだから。」
チクッ
「痛い ッやめてー グスン
助けて………もう終わりにして……」
痛さと、たくさんの人に抑えられている恐怖で叫んでしまった。