君といっしょに
「結菜、おはよー
体調大丈夫?
これ休んでいたときのノートね」
次の日学校に行って、教室に入ると、美香がすぐに声をかけてくれた。
「体調は大丈夫だよ、
また、念の為に入院しなきゃならないかもだけどたいしたことは無いって。
ノートありがとう。
移してくるね。」
心配してくれる美香に嘘をつくのが申し訳なくて、自分の席にすぐに戻った。
でも、本当のこと、白血病かもなんて言えないよ。。
そんなことを思いながらもノートを移していたらホームルームが始まってしまった。