君といっしょに
「…たしかに、無菌室にいる間はギューはできない。 だけど、消毒とかすれば手はとかは繋げるよ。頻繁に見に行くし結菜のことを1人することは絶対にない。
それにさ……治ったらのこと考えてみない?…」
結菜の大きな目から溢れる涙を拭いながら、言葉を続ける。
「……ギューだけじゃなくて
いっしょにたくさんお出かけできるよ。
あと、結菜が嫌じゃなければいっしょに住んで、こんなことも人目を気にせず毎日家で…」
そう言って、結菜の唇にキスを落とした。