君といっしょに
すると結菜の目からはさらに涙が溢れ出してきて
「……陽翔先生のバカッ
でも大好き。ありがとう…頑張る」
ピンク色に染まった顔でそう言った。
ヤバイ、可愛すぎ……
少しからかいたくなってきた。
「結菜、そろそろ俺のことさ、先生つけないで、名前で呼んで?」
結菜はさらに顔が赤くなって
「は、陽翔…」
って言ってくれた。
ーチュッ
「ありがとう」
結菜のほっぺたに、キスをしてそう言った。
「………………」
「………………………」
俺も恥ずかしくてしばらくお互いの顔を見ながら無言になってしまった。
なんとか言葉を探そうとしていると、結菜が
「陽翔、今日は、ありがとう。
怖いけど、おかげ前向きな気持ちになれたよ。」
そう言ってくれた
少しだけ表情が明るくなったみたい……
「良かった……じゃあ今日はもう遅いからおやすみ。眠るまでそばにいるよ。」
「ありがと……
おやすみ」
お腹をポンポンしていると結菜はすぐに眠ってしまった。