君といっしょに


「苦しいけど…頑張って、

俺がそばにいるから」


さりげなく、容器を持つのを変わって
くれて背中を擦ってくれた。


「…オェ……オェ ウッ…」


陽翔の言葉に心は支えられるけど、
体の辛さはどうにもならなくて
点滴が聞くまでの15分くらいの
吐き気とたたかった。


おかげでぐったりだ……
胃酸でヒリヒリ痛いから口ゆすぎたいのにな……。
そう思っていると


「……結菜、水いる?
口ゆすぎたいよな?」

何も言っていないのにコップに水入れて持ってきてくれる陽翔……


「…ぁりがと……」











< 91 / 218 >

この作品をシェア

pagetop