君といっしょに
「苦しいけど…頑張って、
俺がそばにいるから」
さりげなく、容器を持つのを変わって
くれて背中を擦ってくれた。
「…オェ……オェ ウッ…」
陽翔の言葉に心は支えられるけど、
体の辛さはどうにもならなくて
点滴が聞くまでの15分くらいの
吐き気とたたかった。
おかげでぐったりだ……
胃酸でヒリヒリ痛いから口ゆすぎたいのにな……。
そう思っていると
「……結菜、水いる?
口ゆすぎたいよな?」
何も言っていないのにコップに水入れて持ってきてくれる陽翔……
「…ぁりがと……」