レモネード【番外編】
はあ〜やっちゃった

颯side

はあ〜今日はよく寝た。

昨日日葵の家に泊まったんだっけ。

今日は日葵が先に起きてたのか。

寝ぼけたあたまで顔を洗おうと洗面所に向かう。

洗面所のドアを開けた時。

お風呂上がりの日葵を見てしまった。

案の定、お風呂から出たばっかりで、なにも着てない。

全てが見えってしまっている。

颯「なっ!」

バタンっ!

急いで洗面所のドアを閉める。

とりあえず水を飲もう。

コップに水を入れ、飲みながら考える。

嫌われちゃったかな。

いやでも、何回も見たことあるけどな。

でもそれとこれとでは違うかー。

洗面所から日葵が出てくる。

颯「あ、さっきはごめん。その、そういうつもりじゃなくて…」
日「別にいいよ。」

あー最悪。

日葵の機嫌を損ねてしまった。

別にいいよ言いながら声のトーンはいつもより低い。

颯「ほんとにごめん。お詫びになんか買ってきてあげるよ?美味しいご飯でも食べに行く?」
日「ううん。大丈夫。もう謝らなくていいよ。なんも買ってこなくていいからね?」

はあ〜やっちゃった。

今日はたまたま講義の時間が重なっているから、2人一緒の時間に家を出る。

いつもより会話が弾まない。

黙っているわけじゃない。

しっかりと話はしている。

だが、見えない壁があるというかなんというか…。

教室に向かっていると拓郎と湊が並んで歩いていた。

湊「あ、兄ちゃんじゃん。」
颯「あ、どうも…」
拓「そういえばなんか日葵と喧嘩したの?」
颯「は?」
湊「今日一緒に行ってるとこ見たけどなんかいつもより喋ってなかったから。」
颯「えーまぁ朝色々あったから?」
拓「よし、じゃあ今日俺とのもう!」
颯「えーまぁいいけど。」
拓「湊にも明日教えたるから。」
湊「やったー!」

話は勝手に進んでいっちゃってる。



颯「ってまあ、こういうことがあって…それで日葵の機嫌損ねちゃって…」
拓「え!じゃあ今すぐ帰って日葵の家行きな!」
颯「は、なんで。」
拓「今日するの!」
颯「な、何を。」
拓「だから、その、行為を!」
颯「は?ちょ、なんで。」
拓「それだったらお互い裸になるじゃん、そしたらあいつ単純だから明日になったら機嫌戻るんじゃない?はいはい、俺が全部払うからはよいけ!」
颯「え、は、はい。」

何を言っているんだあいつは。

でも意外とその案もいいかもしんない

翌日____

拓「どうだった?」
颯「え、まあ、機嫌戻りましたけど…」
湊「やったー!」
颯「てなんで湊が知ってんの!」

すみませんなんか全然納得のいく作品が作れません。
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