レモネード【番外編】
意地悪

颯side

今日葵は課題をやっている。

俺は日葵が考えている仕草や顔を見つめている。

その時。

LINE!

LINEの音が鳴った。

日葵がスマホを取ろうとしたので、俺はその手を止める。

颯「集中しないとダメでしょ」

日葵ははあいとだらけた返事をする。

なんとなく日葵のスマホを覗いてみた。

日「あぁちょっと!」

日葵は自分のスマホを取り返そうとしているが、そんな簡単に取れるものでは無い。

颯「なになに。俺に見て欲しくないやましいことでも?」
日「いや、違うけど!勝手に女の子のスマホを覗くっていうのは良くないって!」

日葵からスマホを取られないようスマホを覗く。

颯「えっ、お前の待ち受け俺なの?」

これは恥ずかしい。



これは嬉しい。

日「ちょ、ちょっと!だめ!違うから!」
颯「何が違うんだよ」

日葵は真っ赤になってスマホを取り返そうとする。

そんな日葵をみてにやにやしてる俺って、やばい人じゃないよな。

誰だってこんな可愛いことされたらにやにやするよな。

いじめたくなっちゃうよな。
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