策士な課長と秘めてる彼女 ~出産編・育児編~
「一年生に娘を持つ真島と申します。私も一言よろしいでしょうか?」
それまで一言も発しなかった陽生が、最後に挙手をして立ち上がった。
「校長先生が提示した案には大賛成です。今回の件につきましても、是非とも適正な処分をご検討ください。ついでに一言言わせていただきますが、この学園には私の実弟と娘、そして大切な友人の息子であり娘の許嫁でもある少年が在籍しています。今後、彼らに余計な手出しをするようなことがあれば、真島家をあげて容赦はしません、とここで明言させて頂きます。
とはいえ、
皆様のご息女、ご子息におかれましても同様のお考えをお持ちのことだと信じておりますので余計な一言であるかもしれませんね」
そう告げたあとに、不敵な微笑みをたたえて椅子に腰かける陽生パパは、
゛やはり孝明じぃじの血を継いでいるな゛
と、裏の控え室で美暖は一人納得していた。
それまで一言も発しなかった陽生が、最後に挙手をして立ち上がった。
「校長先生が提示した案には大賛成です。今回の件につきましても、是非とも適正な処分をご検討ください。ついでに一言言わせていただきますが、この学園には私の実弟と娘、そして大切な友人の息子であり娘の許嫁でもある少年が在籍しています。今後、彼らに余計な手出しをするようなことがあれば、真島家をあげて容赦はしません、とここで明言させて頂きます。
とはいえ、
皆様のご息女、ご子息におかれましても同様のお考えをお持ちのことだと信じておりますので余計な一言であるかもしれませんね」
そう告げたあとに、不敵な微笑みをたたえて椅子に腰かける陽生パパは、
゛やはり孝明じぃじの血を継いでいるな゛
と、裏の控え室で美暖は一人納得していた。