ほんの少しで届く距離
黒炎君は高校2年になった今でも中学生に見えるくらいの童顔。だけど、普通に立っているとカッコいい顔をしている。
喋ったらゲームのことしか話さないから、黙っていると本当にイケメンなんだけど。
だから黒炎君は女の子にモテる。
黒炎君、どうするの?
「君、いつまで黙ってるつもり?」
「もしかして、お姉さんたちにリードしてほしいとか? きゃ、可愛い」
「わかった。貴方、中学生でしょ? 初々しいわねー」
「・・・すみません。俺、彼女と待ち合わせしてるので。
あと、一つだけ訂正させてもらえますか? 俺は中学生じゃなくて、高校生です。
それに貴方たちにも待っている男友達がいるんじゃないですか? ほら、あっちにいますよ」
「っ、わかったわよ」
「なによ、つれないわね」
「行きましょう」
そう言って、大学生ぐらいのお姉さんたちは去って行った。
喋ったらゲームのことしか話さないから、黙っていると本当にイケメンなんだけど。
だから黒炎君は女の子にモテる。
黒炎君、どうするの?
「君、いつまで黙ってるつもり?」
「もしかして、お姉さんたちにリードしてほしいとか? きゃ、可愛い」
「わかった。貴方、中学生でしょ? 初々しいわねー」
「・・・すみません。俺、彼女と待ち合わせしてるので。
あと、一つだけ訂正させてもらえますか? 俺は中学生じゃなくて、高校生です。
それに貴方たちにも待っている男友達がいるんじゃないですか? ほら、あっちにいますよ」
「っ、わかったわよ」
「なによ、つれないわね」
「行きましょう」
そう言って、大学生ぐらいのお姉さんたちは去って行った。