虹の彼方へ~アナウンサー桐島 海斗~
木曜日。
スタジオ入りしていた俺は、アナウンサー室に忘れ物をした事に気づく。
本番は12時から。
今は11時半。
まだ大丈夫とアナウンサー室戻ると『そよかぜ弁当』のオヤジに出くわした。
忘れ物を取るより先にエレベーター前まで追いかけた。
思わず「オヤジさん!」と俺の中の呼び方で声を掛けた。
相手は驚いていたが構ってられない。
ぎっくり腰の話を聞いてみる。
自然な流れで、蓮の想い人を聞き出したい。
スタジオ入りしていた俺は、アナウンサー室に忘れ物をした事に気づく。
本番は12時から。
今は11時半。
まだ大丈夫とアナウンサー室戻ると『そよかぜ弁当』のオヤジに出くわした。
忘れ物を取るより先にエレベーター前まで追いかけた。
思わず「オヤジさん!」と俺の中の呼び方で声を掛けた。
相手は驚いていたが構ってられない。
ぎっくり腰の話を聞いてみる。
自然な流れで、蓮の想い人を聞き出したい。