虹の彼方へ~アナウンサー桐島 海斗~
蓮、今までのポーカーフェイスはどこ行った??

奈々ちゃんに美人だと褒めたら見るなって。

しかも、奈々ちゃんに至ってはお世辞って。

もう、何もかも予想外のこのカップル。


そして、この後も俺はビックリしてばかり。


リビングに移動すると、扉を開けた瞬間いい匂いが。

マジか~。美人で料理もできる。
羨ましい~。

ちょっと試したくなってくる。

蓮が着替えに行っている間に聞いてみる。

俺と蓮の事をどれ位知っているか。

アナウンサーという職業だけでも媚びてくる女性は多いのに、容姿のせいで更にヒドい。

けれど奈々ちゃんは、俺だけならまだしも蓮も知らなかったらしい…

何もかも新鮮だ。

極めつけは蓮と付き合うことにした理由。

視線が合って心に響く何かを感じたって。

微笑みながら話してくれる奈々ちゃん。

俺も、そんな出会いしてみたい!

顔を赤くしてしまう俺。

奈々ちゃん反則~

そこへ蓮の舌打ち。

お~コワ。









< 33 / 49 >

この作品をシェア

pagetop