ある日、学校に監禁されました。 特別編
☆☆☆
コンビニの入口から車までは数十歩ほどの距離だった。
一分もかからない。
しかし周囲に見えている死体が視界にはいるとどうしても足がすくんで動かなくなってしまいそうだった。
「大丈夫だから落ち着いて。俺がドアを開けるから、一気に車まで走るんだ。遠隔で車のカギを開けるから乗り込んで」
田代さんに言われ、あたしは頷いた。
大きく息を吸い込み、視界に遺体が入らないようにした。
大丈夫。
いける。
自分自身にそう言い聞かせた時、自動ドアが開いた。
「行け!」
田代さんの合図と同時に駆け出していた。
黒い車へ向けて一気にかける。
あちこちに転がる遺体は全く視界に入ってこなかった。
後ろから追いかけてくる田代さんが車のカギを開けてくれる音がした。
黒い車のライトが点滅し、ドアのカギが開いたことを知らせる。
コンビニの入口から車までは数十歩ほどの距離だった。
一分もかからない。
しかし周囲に見えている死体が視界にはいるとどうしても足がすくんで動かなくなってしまいそうだった。
「大丈夫だから落ち着いて。俺がドアを開けるから、一気に車まで走るんだ。遠隔で車のカギを開けるから乗り込んで」
田代さんに言われ、あたしは頷いた。
大きく息を吸い込み、視界に遺体が入らないようにした。
大丈夫。
いける。
自分自身にそう言い聞かせた時、自動ドアが開いた。
「行け!」
田代さんの合図と同時に駆け出していた。
黒い車へ向けて一気にかける。
あちこちに転がる遺体は全く視界に入ってこなかった。
後ろから追いかけてくる田代さんが車のカギを開けてくれる音がした。
黒い車のライトが点滅し、ドアのカギが開いたことを知らせる。