値札人間
「うわ、可愛い! こんなのあったんだ!」
まるで女子のように喜ぶイブキ。
あたしは次々にネコサンスタンプをイブキに送った。
最初のメッセージさえ送ることができれば、後はハードルが下がっていく。
そう思ってあえてスタンプの話を振ったのだ。
これから先あたしはイブキにメッセージを送りやすくなるし、イブキも返事がしやすくなるはずだ。
その時にネコサンスタンプを使えば、更に盛り上がるかもしれない。
こうしている間にもゴウはひとりで昼食を食べていることなど、あたしの頭には少しも過らなかったのだった。
まるで女子のように喜ぶイブキ。
あたしは次々にネコサンスタンプをイブキに送った。
最初のメッセージさえ送ることができれば、後はハードルが下がっていく。
そう思ってあえてスタンプの話を振ったのだ。
これから先あたしはイブキにメッセージを送りやすくなるし、イブキも返事がしやすくなるはずだ。
その時にネコサンスタンプを使えば、更に盛り上がるかもしれない。
こうしている間にもゴウはひとりで昼食を食べていることなど、あたしの頭には少しも過らなかったのだった。