値札人間
さっきゴウの数字は上がった。
それなのに、どうしてイツミの数字は減ったのだろう?
2人の違いはなんだったのか考えてみても、いまいちわからない。
眉を寄せて考え込んでしまいそうになったとき、ゴウが立ちあがってアマネのジュースを拾い上げた。
「大丈夫?」
アマネへ向けてそう声をかけている。
「うん。ありがとう」
アマネは返事をしてから雑巾を取りに行くためにいそいそと立ち上がる。
一連の行動を見守り、ゴウへ視線を向けると額の数字が更に変化していることがわかった。
35019。
さっきの変化で34990になっていたのが、更に上がっているのだ。
それなのに、どうしてイツミの数字は減ったのだろう?
2人の違いはなんだったのか考えてみても、いまいちわからない。
眉を寄せて考え込んでしまいそうになったとき、ゴウが立ちあがってアマネのジュースを拾い上げた。
「大丈夫?」
アマネへ向けてそう声をかけている。
「うん。ありがとう」
アマネは返事をしてから雑巾を取りに行くためにいそいそと立ち上がる。
一連の行動を見守り、ゴウへ視線を向けると額の数字が更に変化していることがわかった。
35019。
さっきの変化で34990になっていたのが、更に上がっているのだ。