値札人間
「それ、あたしの消しゴムじゃないの!?」
「そうだよ? だからなぁに?」
イツミは次々と消しゴムをアマネに投げつける。
今までこんなことはなかったのに、クラスメートたちはみんなクスクスと笑っているばかりだ。
どうしよう。
誰も助けないのなら、行ったほうがいいだろうか?
「幼稚だよねぇイツミって」
アキホが呆れたように言っている。
「そうだよね。あたし止めてくる」
そう言って席を立とうと思ったが、アキホがあたしの腕を掴んで引きとめていた。
「ダメだよ、アマネを甘やかしちゃ」
「え?」
「そうだよ? だからなぁに?」
イツミは次々と消しゴムをアマネに投げつける。
今までこんなことはなかったのに、クラスメートたちはみんなクスクスと笑っているばかりだ。
どうしよう。
誰も助けないのなら、行ったほうがいいだろうか?
「幼稚だよねぇイツミって」
アキホが呆れたように言っている。
「そうだよね。あたし止めてくる」
そう言って席を立とうと思ったが、アキホがあたしの腕を掴んで引きとめていた。
「ダメだよ、アマネを甘やかしちゃ」
「え?」