眠たい男の子は頑張り屋さん

眠り王子って?

「うぅぅ……」

「で、急に自分の身の回りのこと全部しなきゃいけなくなって困ってるってわけね」

「はいぃぃ……」

 わたしは次の日……ハルちゃんの誕生日の日に昨日の夜にあった出来事を話した。

 あ、誕生日。

「ハルちゃん、誕生日おめでと」

「ありがとう……で、今日からはどうするの?」

「ん〜……どうしようかな?いい人知らない?」

「知らないわよ、今日は特に忙しいんだから」

「だよねぇ〜」

 わたしは冷たい机に突っ伏してため息をついた。

 こんなことになるなら何も言わなきゃよかった……

 今日の夜はやっぱり、昨日予想した通りハルちゃんの誕生日パーティーだし……
< 17 / 17 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

絶対離さないから。

総文字数/18,636

恋愛(純愛)95ページ

表紙を見る
双子のSTAR LIGHT   考査1

総文字数/9,704

その他106ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop