本気になっても良いですか?
詩「和弥、入るわよ?」
二人で話しているとドアがノックされて開けられる

聞き覚えのある声が聞こえたかと思うとそこに居たのは幼馴染みの詩乃❬sino❭だった

「そっか、詩乃も女医だったな」
思ったことを口にしてしまう

詩「どういう意味よ。あ、香耶さんお久しぶりです」
ペコリと律儀にお袋に挨拶をすると紗愛に視線を移す

詩「まず点滴とって血液検査の準備とバイタルチェック」
急に真剣な顔付きになった詩乃

香「私は一回出とくわね。また何かあれば呼んでね」
そう言ってお袋は部屋から出ていく

「悪いのか?」
心配になって尋ねると盛大にため息をつかれる

詩「和弥が風邪をひいた時、いつもどうしてる?」
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