本気になっても良いですか?
俺の気持ちが分かったのか静かに頷く

香「食事と飲み物は持ってくるわね」
「ああ。ありがとう」

持ってきてもらった飯を食ってまた紗愛を見つめる

早く起きてくれ...そう思う間にも時間が過ぎ気付けば朝になっていた

コンコンッ
香「おはよう...まだ眠ってるのね」
「ああ。」
香「和弥も少し寝てたら?私看とくわよ」


俺のクマを見て寝てないのが分かったんだな

でも仕事でのオールも全くないわけではないし体力には自信がある

「良い。俺が付いてるからお袋は戻って大丈夫だから」

香「分かったわ」
そう言うと静かに戻っていった

それから暫く経つとまたドアをノックされてハッとする

時刻はもう11時半。
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