本気になっても良いですか?
ダブルベッドサイズの広さなのに東雲さんが側にいる事に安心してくっつく

東「紗愛...」
名前を呼びながら優しく頭を撫でてくれるから眠くなって瞼が閉じてくる

東「フフッ、おやすみ」
私が眠いのが分かったのか優しい声でそう言うと一瞬だけぎゅっと抱き締められる

私はその腕の中で東雲さんを見上げるとまた頭を撫でられてそのまま夢の中に堕ちてしまった

東「...な、紗愛?さーな」
東雲さんの優しい声を聞いてうっすら目を開ける

「おはょ...ござい、ます」
ぎこちないけど声も出て昨日より呼吸も楽になってる

東「悠聖と詩乃がもうすぐ来るぞ」
「うん...蓮、く、んは?」

だいぶ良いけどまだ言葉は途切れ途切れ
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