本気になっても良いですか?
悠「和弥がゆっくり休まねぇとこんなことが頻繁に起こり出すぞ...下手すりゃまた意識を飛ばす。そうしないためにも俺らが付いとけるとき位寝てろ」

東「分かった...けど帰るのは無理だ。ここで寝る」
そう言うと私の横に寝転び目を閉じた

詩「ワガママなんだから」
そんなことを言いながらタオルケットをかけてあげる女医さん

悠「紗愛、久々に来たことだし...まず今日は一通り検査しよっか」
「うん」

嫌だけど我儘いっている場合じゃない

「えーっと...あの」

悠「ああ、詩乃か?そっか、この間は意識がなかったんだな。これから主治医をしてくれる詩乃だ」

そういって女医さんの方を見ると自己紹介をするように促している
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