本気になっても良いですか?
詩「紗愛ちゃん?!ってあれ?」

悠「じゃあ、詩乃お願いね~」


ゆうくんはニコニコしながら手を振って病室を出ていった

なんとなく...少し気まずい
詩「もう、悠くんったら。ごめんね、紗愛ちゃん」

「いえ...」

詩「えーっと、どうかしたのかな?」
ジーッと目線を合わされて目を反らせない

「あっ、その」
詩「フフッゆっくりで良いわよ」

そう言われて深呼吸をしてからゆっくり素直に症状を話していった

「これで、全部です」
詩「そっか、そっかぁ」

話終えると詩乃さんは今まで見たこと無い程の満面の笑み

「詩乃さん?」
詩「それで、悠くんはなんて言ったの?」
「大丈夫だと...」

確かにそう言った
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