本気になっても良いですか?
部署は違うけど同じ会社だから入口で合流出来るのは助かってる

私たちが恋人っていう噂が一時期飛び交ったけど時が経つにつれて消えた

蓮「紗愛、わりぃ...待ったか?」
「ふふっ、大丈夫」

慌てて来た様子が分かってつい笑ってしまう

蓮「な、なんだよ」
そう言いながら反らした顔はほんのり赤い気がする

「何でもないよ」
蓮「じゃあ行くか」

こんな様子を見られてるなんて知らずに...


ドライブに行くと落ち着く
蓮「今日は何ともなかった?」

蓮君が聞くのは昨日ボールペンを落としてしまったことを知ってるからだよね?

「あのね、偶々なんだけど見つけてしまって、多分見つかってないし探されてる訳じゃなさそう」
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