本気になっても良いですか？

悠「仕事の折り合いがつくならその方が良いな。紗愛は病院が苦手だしな」

「紗愛のためだ、時間は確保する」
悠「入院中にも伝えたがお前が倒れたら意味ないからな？」

「お、おう」
悠聖から釘を刺される

在宅にして病院に付き添ってたら絶対しわ寄せは来るよな…なんて考えながらどうしたら効率的に仕事できるか考える

悠「お母さん達や俺等のことも頼ってくれて良いから」
優しく言われて助けを求めてなかったことに気付く

「ああ、助けてくれたらありがてぇ」

紗愛の点滴が終わりを告げる
悠「お？終わったな。少し熱が出てたから解熱剤も入れたから暫くは下がるだろうがまた上がったら飲ませていいから」

悠聖はテキパキと点滴を抜く