本気になっても良いですか?
「わぁ!凄いっさすがです!!」
私が東雲さんの方を勢いよく向くと鼻同士がぶつかり合いもう少しでキスするところだった

バッと顔を反らせた東雲さんと驚いて動けなかった私

「すみません、まさかこんな近いとは」
驚いたのは驚いたけど...ドキドキは無かったし私はいつもと変わらなかったけど


それが彼を不満にさせたらしい
耳を真っ赤にした彼は
東「やっぱりやめた。行くぞ」

そう言うとこちらも向かずに腕を掴んでまた歩き出す

「へ?どこ行くんですか?パソコンは?」
私は質問を投げつけるけど東雲さんは返事もせずにひたすら歩く

自販機に着いたと思うと急にコーヒーを買い出す

「喉乾いたんですか?」
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