本気になっても良いですか?
涙目で下から見上げられるなんて目を合わせらんねぇ...

「取り敢えず中に入るか?」

紗「え?...そうですね」

いつまでも廊下で話すのもなんだし、紗愛もここが廊下と言うことに気付く

「好きじゃなくても今だって一緒に居るじゃねぇか。それが1日延びようが1週間延びようが俺には同じことだ」紗「じゃあ1ヶ月にして貰えますか?でも3週間で嫌になったらその時点で教えてください。おしまいで良いので」

紗愛は切なそうにしながら笑顔を見せる

ごめん。これ以上は何もしねぇから

心の中で謝りながら抱き締める


最初は少し抵抗しているように俺の胸板を押したけど少しすると大人しくなった

同時にポロポロと涙を流す
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