本気になっても良いですか?
なのにやっぱり恋愛のドキドキはないんだ
蓮「紗愛自身が傷付く位ならもう付き合うのやめろよ。相手が欲しいなら俺がなったって良いんだし」
そんな優しいことを言われても幼馴染みとしか見れない私は蓮君を傷付けるだけ
「やっぱり、ダメだよ」
蓮「紗愛は俺じゃ嫌?」
悲しそうに言う蓮君はいつもと違う様子
「だって私は...」
蓮「うん、知ってる。でも泣いてる紗愛は見たくないし...俺は今でも紗愛が好き」
落ち着いて話す蓮君をそっと見上げる
蓮「ごめん、困らせるつもりはねぇんだ。紗愛が落ち着くまで居てやるからさっきのは忘れろ?無理言って悪かったな」
ぽんぽんっ。と私の頭を優しく叩く蓮君