思い出と未練と
高2になってからは
部活や委員会
自分の進路など考えなきゃいけないことが増えて自然と裕稀のことを考える時間が減った。
女子校ゆえに裕稀を超えられる出会いこそなかったが
それとは比べ物にならない大切な友達ができて趣味にも時間が割けるようになり
日々が充実していた。
高3になってもそれは変わらず
大学受験に向けてより勉強に集中するようになり
部活も引退までやりきった。
たまにふと頭をよぎる事はあったが
古き良き思い出になっていると少しだけ実感していた。
咲に裕稀の話題を振ると
「まだ引きずってんの?」
と呆れられてしまい
ほとんど話題に出す事はなくなっていった。
部活や委員会
自分の進路など考えなきゃいけないことが増えて自然と裕稀のことを考える時間が減った。
女子校ゆえに裕稀を超えられる出会いこそなかったが
それとは比べ物にならない大切な友達ができて趣味にも時間が割けるようになり
日々が充実していた。
高3になってもそれは変わらず
大学受験に向けてより勉強に集中するようになり
部活も引退までやりきった。
たまにふと頭をよぎる事はあったが
古き良き思い出になっていると少しだけ実感していた。
咲に裕稀の話題を振ると
「まだ引きずってんの?」
と呆れられてしまい
ほとんど話題に出す事はなくなっていった。