思い出と未練と
開始時間になり

乾杯の音頭を合図に同窓会が始まった。


始まって少し経つと
立食形式なのでいろんな人が行き交ってゴチャゴチャと話し出した。


私もいろんな人に話しかけられて思い出話に花を咲かせた。


中には顔も覚えてない人にも話しかけられたが
真那などを介してなんとかやり切れた。


途中で咲と合流しバーカウンターのような場所に向かって好きなお酒を頼みに行った。


私はここぞとばかりに普段あまり見かけないようなカクテルを頼んで楽しんでいた。


そんな中咲と真那が別の人に呼ばれて1人になった。


私は少し疲れていたので

休憩がてら端っこの方に佇み周りを見渡していた。


たまに人の視線を感じたが、気にせずワイワイしている人を眺めていた。

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