異世界で女嫌いの王太子に溺愛されてます。
なんだか責任重大なことをしている。少しだけ怖く思うけれど、食事の改善で体調が良くなることはあっても、悪くなることはないからと、自分に言い聞かせながら対応している。
そんな私の気持ちを汲み取ってか、ブラッドも言葉添えをしてくれる。
「ユーリの話は、医師とは違って即効性はないだろう。薬を使うわけではないから、毒にもならん。それぐらいの気持ちで助言を受けろ」
ブラッドの身分もあって、みんなそこは納得してくれているから気分は随分軽くなる。
お礼を言えば、
「ルイス様の指示があってのことだ」
と、ブラッドは説明してくれたけど……
そういえば、面談をと言われて結構経つけれど、まだお会いしたことがなかった。
私が滞在する許可をくださったことや、こうして働かせてくださることへの感謝を伝えたいと、ブラッドに言うと、
「ルイス様は日々忙しくて、思うように時間が取れないようだ。ユーリの気持ちは、とりあえず私が伝えておく」
と返されてしまった。全くお会いできないのも失礼な気がするけど、確か、女嫌いって言ってたから、あちらとしても極力避けたいのかも。
そんな私の気持ちを汲み取ってか、ブラッドも言葉添えをしてくれる。
「ユーリの話は、医師とは違って即効性はないだろう。薬を使うわけではないから、毒にもならん。それぐらいの気持ちで助言を受けろ」
ブラッドの身分もあって、みんなそこは納得してくれているから気分は随分軽くなる。
お礼を言えば、
「ルイス様の指示があってのことだ」
と、ブラッドは説明してくれたけど……
そういえば、面談をと言われて結構経つけれど、まだお会いしたことがなかった。
私が滞在する許可をくださったことや、こうして働かせてくださることへの感謝を伝えたいと、ブラッドに言うと、
「ルイス様は日々忙しくて、思うように時間が取れないようだ。ユーリの気持ちは、とりあえず私が伝えておく」
と返されてしまった。全くお会いできないのも失礼な気がするけど、確か、女嫌いって言ってたから、あちらとしても極力避けたいのかも。