そしてまた、桜はさきほこる
「どうした?」
「あ、これ今朝、生徒会長のお母さまから正門のところでネクタイ届けてほしいって言われて届けに来ました!」
「おー、なるほど。生徒会長―!後輩ちゃんがお呼びだよ!」
「おお何だ!?告白か!?」
クラスメイトが先輩をはやし立てる。そして、先輩は席を立ち、廊下に出て、私の前へとやってきた。
もう震えが止まらない。憧れの先輩が目の前にいる。
私は、緊張で乾ききった唇を何とかして動かす。
「あ、あの、これお母さまに頼まれてネクタイをと、と、届けに来ました!!」
「あ、これ今朝、生徒会長のお母さまから正門のところでネクタイ届けてほしいって言われて届けに来ました!」
「おー、なるほど。生徒会長―!後輩ちゃんがお呼びだよ!」
「おお何だ!?告白か!?」
クラスメイトが先輩をはやし立てる。そして、先輩は席を立ち、廊下に出て、私の前へとやってきた。
もう震えが止まらない。憧れの先輩が目の前にいる。
私は、緊張で乾ききった唇を何とかして動かす。
「あ、あの、これお母さまに頼まれてネクタイをと、と、届けに来ました!!」