わたしの本当の王子様は、誰?
俺っていつもこうだ。
あいつのことがうざいと言いながら、あいつが近づいてきそうなのを睨んでおきながら、自分では話しかけにいったり。
今回もこんなこといったから絶対あっちからは話しかけてこないから俺から話しかけるしかないのか。
ああ、俺ってとことん馬鹿だな。
でも、今回のは許してほしい。
別に愛鳥のことが嫌でいったわけじゃない。
あいつのためだと思っていったこと。
俺って、こんなにもあいつのこと好きだったんだな。
守りたいと思ってたんだな。