わたしの本当の王子様は、誰?


でもなんだか大きな壁が目の前にあって、その先に真美がいるような気がする。

壊そうとしても壊せないし、飛び越えようと思っても高すぎて飛び越えられない。

この壁がものすごく薄っぺらくて小さかったら、俺はすぐにでも真美のもとへといくのに。




今回は、愛鳥にまかせた。



懐かしいなと思う。

小3の頃、真美と仲良くなったときのことを思い出すと。


真美に友達になろうと話かけた愛鳥なら、真美のことをきっと救い出してあげられる。

誰にも関わろうとしなかった真美の心を開いた愛鳥なら、きっと。

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