もっと秘密なラヴシークレットルーム 日詠医師の溺愛ぶりは糖度高めで要注意?!
その結果、キッチンにつかまって立ってもいられず、彼の腕に体を引き上げられた始末。


「しまった、朝からやり過ぎた・・か?」

『負け・・ました・・・』

「仕事・・・行かなきゃな・・・」



仕事の心配をされてしまうぐらい、翻弄された。
でも、ココロもカラダも気持ちよくて
毎日、忙しい日々だけれども元気になる。




「朝食の片づけ、やっておくから、仕事、行っておいで。」

『うん!ありがと。頑張ってくる。』

「俺もここ片付いたら行く。」

『えっ?行くの?』

「まだふた勝負目終わってないからな。」




どうやら、今さっきの甘いやりとりだけでは終わらないらしい
愛されてるな~あたし

でも、そんならぶあまなお誘いも嬉しいあたし
それは、ダイスキな相手のナオフミさんだから


『・・・も~う。待ってるね。』

「任せろ。」


まだガクガクする膝を手で押さえながらすっくと立ったあたしは、急いで準備をして、保育園に登園する陽菜と一緒に家を出た。


こんな忙しさ満載の日詠さんちの朝は
毎日じゃないけど、こんな幸せな朝もたびたびあるんです。



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