もっと秘密なラヴシークレットルーム 日詠医師の溺愛ぶりは糖度高めで要注意?!



「え~、でも純平くん、ひとりで楽しむの?ナオフミさんのスキなプレイ・・・」

『伶菜、馬鹿!!!!!誘ってどうする!!!!俺が実際に手取り足取り教えてやるから!!!!』

「やったぁ~。ナオフミさんのスキなプレイ、本人直伝!」

『あ~、お前、純平の前で何、言ってるんだよ~。』

「・・・・・仲、いいですね、おふたりさん。一緒に伊達巻食べましょ。まだありますよ~。」



でも、この人畜有害疑いの男純平独特のふんわりマイペースは
俺もキライじゃない



『食う。純平、この伊達巻の作り方、教えてくれ。』

「・・・・・いいですよ~、教えてあげます。」

「純平くん、あたしにはさっきの・・その・・・」

「・・・・・いいですよ~教えてあげます。あれはね、”病院の空き部屋の片隅で熱くトロけさせられちゃいました”って題名だったはずです。」

「純平くん、”病院の空き部屋で熱く”・・なんだっけ?」

「・・・・・伶菜さん、片隅というキーワード抜けてます。」

「純平くん、そんな長い題名を覚えているなんてスゴイ!!!!メモしなきゃ」



見た目人畜無害な純平を人畜有害な危険人物にしているのは
もしかしたら、うちの奥さんなのかもしれない。

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