もっと秘密なラヴシークレットルーム 日詠医師の溺愛ぶりは糖度高めで要注意?!


その後、喉が渇いたと起きてきたナオフミさんに、ミネラルウオーターを手渡すとサンキュと言いながらすぐにそれを飲み干した。


「あ~、川の字、なかなかいいな。」

『狭そうだった・・・けど?』

「ああ。まずは第一段階クリアだな。」

『第一段階クリア?』

「そう。未来の準備の第一段階。夫婦同室を子供に受け入れてもらわないとな。」


夫婦同室・・・そういえば、うちは、ナオフミさんが夜中に帰ってくることもあって、夫婦別室が普通だった

やっぱり、寂しいのかな、ナオフミさん



『未来の準備・・・?やっぱり、寂しいの?』

「うん・・・それもあるけど・・・」

『それも?』

「伶菜と仲良く寝ているところを祐希に見つかったら、今朝みたいに、なんで?って大騒ぎになるからな~。思春期にそんなことになったら大騒ぎだぞ。」



未来の準備ってもしかして
私と寝ているのを見つかっても涼しい顔していられるようにすること?!



『ナオフミさん、そんなことまで考えてくれているんだ・・・』

「森村と矢野先生に吹き込まれたからな。うっかり最中を見られても言い訳しなくてもすむようにしとけって。」

『えっと・・・祐希や陽菜が大きくなってからも、その・・あの・・・』

「抱く。伶菜を。」




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