もっと秘密なラヴシークレットルーム 日詠医師の溺愛ぶりは糖度高めで要注意?!


「伶菜~、なんとかしてくれ。陽菜が危ない。」

『ん~無理ね。森村先生、お菓子でも陽菜を釣っているから。』

「お菓子まで・・・あ~どうすればいいんだ・・・」

『も~う、心配しすぎ。親子ぐらいの年の差なんだし・・・』

「陽菜がスキという相手は、俺だけでいい・・・」



こうやって弱音や愚痴もぽろぽろこぼすようになったナオフミさん。
陽菜とのやりとりで垣間見える心配性な彼を眺めるのも私の癒しの風景のひとつ。

今いるこの場所が彼にとって居心地がいい場所になっている
そう思ってもいいのかな?




『陽菜じゃなくて・・・あたしじゃ、ダメ?』


でも、彼のスキという言葉
私も欲しくて聞いてみた



「伶菜・・・」

『しょう~がないな~、まだ、家を出発するまでまだ30分くらいあるし・・・』


にかっと笑って彼の興味をひく乳幼児の陽菜に負けない誘い方で。





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