もっと秘密なラヴシークレットルーム 日詠医師の溺愛ぶりは糖度高めで要注意?!



「伶菜でいい・・・伶菜がいい・・・」

『じゃあ、する?』

「する。」


ついさっきまで森村先生のせいで死んだような目になっていた彼の瞳がきらりと光る。

獲物を捕らえようとする危ない瞳。
彼のスキという言葉が欲しいあまりに口にした私のずるくていやらしい呟きにひっかかった彼の勢いに呑まれてそうになる。
今、ここで、しかも、ごはんを食べている子供達の前で捕まるわけにはいかない。


しかも、私は今から出勤。
本当に食べられたりしたら、もっと忙しくなってしまう



だから

『神経衰弱の相手、あたしでいいよね?』

誤魔化す


伶菜がいいという言葉で
今朝はお腹がいっぱいだから



でも・・・

「は?」

『だから30分あれば、ひと勝負、ううん、ふた勝負はできるよね?』

「は~ん?」


彼の目の鋭さが更に増してしまった
神経衰弱を冗談だと思えないぐらい、盛りがついたオスにしちゃった?


違う意味で危ない・・・





チュッ!






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