じれったい恋愛…~運命の人に気づくまで~
休日のある日、突然、自宅に一本の電話が鳴った。
『あの、緑川さんと同じ高校で同じクラスの中西と申しますが陽子さんはいらっしゃいますか?』
『あ、私ですけど』
『あ、緑川さん?ごめんね、急に電話しちゃって…』
『ううん、大丈夫だよ!どうしたの?』
『うん、実は緑川さんに話があるんだけど…。
今から出てこられるかなぁ?』
『あ、今から?
…うん、大丈夫だけど…』
『本当に?じゃあ今から30分後に○○公園に来てくれる?』
『うん、わかった』
『じゃあ、また後で』
そう電話を切った。