じれったい恋愛…~運命の人に気づくまで~

彼は私が伏している机の空いたスペースに、同じ様に伏してこちらを見ていたのだ。

彼のまつげや、優しい瞳が目の前にあった。


お互い、間近で目が合い、驚いてしっかり起き上がる。



私は恥ずかしくて、思わず何事もなかったかのように、振る舞う。


『ね、寝てないよ(笑)』


『そ、そっか』


お互い恥ずかしくなって、変な空気が流れる。

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