じれったい恋愛…~運命の人に気づくまで~
帰り道。隆君と向かうバイト先。
重い気持ちで自転車をこぐ。
バイト先まで一緒にきて、店の前で別れた。
バイトに入ると、案の定、バイトの先輩に見られていた。
『みっちゃ~ん!さっきの彼は誰かな?
もしかして、付き合ってる?』
『ち、違います!友達です』
『またまた~! あれ?でも、あの子、よく店に来る子じゃない?』
『………。はい…』
『もう、友達なんてやめて付き合っちゃえば?』
『まだ、相手の人柄とか実はよく知らないんです。だから、まずは友達から始める事にしてみたんです』
『そうなんだ。そっか~、まぁ、色々あるよなっ』
はぁ、どうしたらいいんだろう。
本当に友達になれるのかなぁ。