じれったい恋愛…~運命の人に気づくまで~

隆君と゛友達゛として付き合いはじめて数日。


最近は、隆君が休み時間や帰りの時間に、私を呼びに来ることが周囲に認知されるようになってしまっている。


これは私の本意では全くない。
思いきって、言おう!


『あ、あのね隆君。

何度も言ってるけど、私たち、彼氏とか彼女として付き合ってる訳じゃないんだよ?
あくまで゛友達゛として、って言ったよね?

それなのに、こう、毎日のようにしょっちゅう私を呼びに来られると、私も困る。
周りにも誤解されるし…』


そういう私に、予想に反して彼は言ってきた。


『みっちゃんの言ってること、わかるよ。

でも、俺の気持ちは知ってるでしょ?
こんなにみっちゃんの事が好きなのに、友達、なんて無理だよ!』


そう言って、ちょっと怒り顔の隆君。

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