じれったい恋愛…~運命の人に気づくまで~
*勇気を出して、素直になって*
ある休み時間。
私はいつものごとく、机に伏して悩んで考え込んでいた。
結局、私は水谷先輩を想う毎日を送っていたのだ。
でも、もうこの恋が叶わない事はわかってる。
諦めてもいる。
ただ、先輩を想う気持ちだけが残ってしまった。
私も、新たな恋を見つけ、前に進まなければならないこともわかってる。
でも、そうするには、新たな恋を見つけるには勇気がなかった。
゛好きになったら、また片思いで終わってしまう゛
この言葉が心に芽生えてから、恋に臆病になっている。
では、どうすればいいのか…。
答えが見つからないまま、ただ、毎日が過ぎていく。